本当にやりたいこと、得意なことやれてますか?

適職の順位1⇒2⇒3⇒4

前回の「教育にかけるお金と時間」の続きになりますが
あなたの子供の進路ですが、親の価値観で進路を決めていないでしょうか?
または、あなたは親の価値観で決められ
た進路で悩んでいませんか?
本当にやりたいこと、得意なことやれてますか?

ある男性の死

先日、知り合いの男性が亡くなりました。
糖尿病の検査入院ということで入院したのですが、原因は不明とのことですがそのまま病院で亡くなりました。56歳(独身)でした。

「まだ若いのに残念」と言いたいところですが、不謹慎とは思いますが「○○さん、やっと自由になれたね。」と合掌しました。

彼は、とても優しい子で「音楽」が大好きでした。
ギターがとても上手で、将来は音楽関係の仕事に就きたいと言っていました。
私も学生のときにバンドをやっていたのですが、「彼のようにギターが弾けたら」と憧れるほどの腕前でした。

彼の両親は教育者で、とても優秀な兄がいました。
兄は、学校ではいつも学力テストで1番で、その後医者になりました。

彼は、学校での成績は音楽以外は思わしくなく、医者どころか大学に入る学力もない状態でした。
いつも兄と比較され「出来の悪い子」として、親からはあまり可愛がってもらえませんでした。

そのような彼でしたが、ある方法で(詳しくは書けませんが)某大学に入ることができました。
卒業後、就職する時期となり、親に「楽器店で働きたい」と相談しましたが聞き入れられず、親のコネでゼネコンに就職することになりました。

そこでの彼は、まったく使いものにならず、クビ同然で退職しました。(させられた)
次も親のコネで設計関係の会社に就職しましたが、そちらでも同じ状況で辞める(辞めさせられた)ことになりました。

彼は、精神的に追い詰められ自殺未遂するのですが、何とか命を取り留めます。その後、精神科に通院し大量の薬の服用で廃人同然となり、長期の引きこもり生活で二度と社会に出ることもなく、56年という短い人生を終えました。

何年か前にあったときギターを弾いてくれたのですが、「薬のせいで手が震えて、ギターもまともに弾けなくなってしまったの」と微笑んでいた顔が今でも目に浮かびます。

彼は、とても優しかったので、そして親に嫌われたくなかったから「素直に親の決めた道」に進みました。
でも、
本当にやりたいこと、得意なことをやらせてもらえていたら(親を意識せずにやっていたら)、もっとハッピーな人生を送れたのではないでしょうか。

彼の死を無駄にしないために、彼の魂の許可をいただき、書かせていただきました。

次の動画もぜひご覧ください。

適職とは何か、
それは
「楽しくて、人より優れていることを仕事にする」ことです。
そのような適職に一人でも多くの子供が就けたなら、ハッピーな世の中になりますよね。

適職を精度高く分析できる「Dr.Lakshmi」の開発を急ぎたいと思います。

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